未だ薄暗い内に起きたっけ。

テントや 動かした椅子やらを片付け、出発進行。30分強で京大演習林手前の駐車場に着き、身支度して出かける。

トロッコ道は数えきれないぐらい何回も通ってるけど、道の蛍光灯が点いてるのは初体験。

あっと言う間に小蓬谷作業所跡に着く。黄色の葉がキレイ。

本流に降り、しばらく由良川をジャブジャブ歩くと大蓬谷出合。

「大」蓬谷といっても、入り口は小さい。マルガリータさんは本流が深いといって遠回りしてきた。

中に入り、小滝をドンドン直登していく。

その内、「これ どういこかな」という滝が幾つか出てくる。

そうゆうところは巻きは基本いやらしい。ほぼ直登できるが、マルガリータさんが直登で詰まったところがあって

「回り込んでロープ垂らすわ」と言ったが、巻いてる間に こなしてはった。

巻きの途中でamibabaサマにフィックスロープを垂らしたところもあった。

俺とマルガリータさんはノーロープで登って、amibabaサマはビレイした直登滝が二つほどあったか。

まぁ少しヒヤヒヤしながらも、なんとか登って、

地形図と高度計を逐一見ながら二又のどちらに行くかを選び、901m直進コースをひたすら進む。

が、標高870mか880mぐらいまで谷を詰めたところで、斜面が立ってくるし、枝尾根のほうが斜度緩そうということで

直登信念を捨て、枝尾根に上がった。ブレるんです♪

そこから5分ほどで901mピーク。印象的な倒木があった。

北西へナルい尾根を少し辿り、そこから真北に降りると、林道に出る。雨がパラついていたので、谷沿いに帰らず、尾根か この遠回り林道で帰ろうかなという考えも過ぎったが、この雨なら そない増水して困るゆうほどのことはないやろうという予想で 予定通りに谷を降りる。林道から降りて少しすると藪っぽかったが、じきに歩きやすくなる。落ち葉の絨毯、という使い古されたフレーズがぴったりの谷。やがて水流が太くなり、谷は南向きに。相変わらず雨は降ったりやんだり。amibabaサマがボチャんと首まで浸かった釜もあったな。

きのこを見たり、湯を沸かしてラーメン食ったり、のんびり下降すると、朝トロッコ道を通る時に見えてた自然学校の場所に着いた。

小野子西谷は悪場はなかった。

自然学校の人に挨拶するが、誰も相手してくれない。

林道を通り、紅葉の山の遠景を楽しみながら、駐車場へと帰った。

河鹿荘の湯は珍しく、薔薇も何も浮いてなかった。温泉で牛乳ソフト、前のところで鹿コロッケを食べ、家路に着いた。

帰りも オレオレサギルート。渋滞も無く、早めに帰れた。

マルガリータさま、amibabaサマ、お付き合い有難うございました。