関空で

また関空に来た。
初めて来た時は パシパシ写真 撮ったりしとったけど
こう何回もになると撮る気は起こらない。
搭乗口の近くには無料で使えるパソコンがあんや。ホームページは見れる。けどskypeとかは簡単には無理みたいやの。
今は そのパソコンから書いとる。
無線LANも無料や。我がのノートパソコンがあったら それで使える。有線のLANケーブルも一本させるとこがある。
ベトナムと行き来してた時と比べると今日は かなり客が多い。日本人客が多い。仕事風の人も居れば 家族連れや ツガイの若い子ぉらも居る。
人は多いけど、皆 静かや。関空に来るような人はエエシが多いんやろか。
家の中は引越し以来 全然 片付いとらん。ダンボール箱 積みっぱなし。配偶者が帰ってくる前に もう少し片付けときたかったけど、あんま熱心に片付け作業せなんだのー、、、ま、えっか。。。
あと1時間弱で搭乗開始や。
家からココへ来る途中、YTさんの家の近くを電車で通った。
3日前の日曜はYTさんの葬式に行った。
なんとかホールってゆう葬儀会館みたいなとこやった。
見積誤りというか想定外なのか、会場には まったく人が入りきれず、よぉけ人が あぶれとった。数日間 涼しかったはずなのに、日曜は かなり暑く、残暑っちゅうか猛暑で、汗まみれ。
暑い時は死なんようにせなあかんのぉ。
その前の金曜日に筆ペンと水引を買ぉて、チラシの裏で筆ペンの練習してから用意してった香典は「故人の意思により…」とのことで「要らんわー」っちゅうことやった。沢の会の人らで行ってんけど、あれ、皆、知っとったんかな?!俺だけ情報届かず?それともメール読み落としやろか。
喪主である お父さんが少し挨拶したはった。「息子は喋らない子ぉで、”山に行く”とは言うとったけど、どんなとこ行ってんのか全然 知らなんだ。皆さんの話を聞いて、沢を楽しんでたようで良かった」みたいなことを言うたはった。
翻って 俺は どうや。配偶者とは癒し渓やけど一緒に何度か沢に行ったことがある。母や妹にも写真を見せて少し説明したことがある。登山計画書も渡しとったし、、、「まったく知らん」ゆうことはないやろけど。
「どんなとこで遊んでるのか」を知ってようが知っていまいが、やっぱり、子供が親より先に死ぬのは よくないと思う。親御さんにとって こんなに悲しいことはないやろ。
いつまで生きれるのかわからんが、生きれる間は 生き残れるように頑張りたいと思った。
葬式の後に沢の会の皆で行った 泉大津駅近くの お好み焼き屋で 山の道具の形見分け。クロモリハーケンを1枚もろた。そんままやと誰のかわからんようになるし、赤マジックでYTさんの名前を書いといた。
でも、やっぱ、親御さんや お子さんやらが持ってたほうがええんちゃうやろか。。。こんなん もろてもうてええんかな。
YTさんとは去年や一昨年、一緒に沢に行った。どちらかというと、俺より慎重な人やと感じとったが、場所により「イケイケやなー」と感じることもあった。
死んでしまうと元には戻らない。死んでしまうのと生き残るのとは えらい違う。が、死と生の境目は あんがい狭い。ちょっとの差や。明日も明後日も来年も再来年も生きてる前提というか、そんなこと意識せずに生活してしもとるが、実は そんなことまったくの未定。どうなるか誰にも分からない。
YTさんは懸垂下降中の事故やったが、同じ日 俺も懸垂下降をしとる。
ハーケンやら、ナッツ ボールナッツなどを使って エイドまじりで攀じ登った割れ目の先のテラスで行き詰まり、引き返すためにハーケンで支点を作って、回収しながら そろそろ降りた。支点は一箇所こっきり。かなり確認はしたが、せこい俺は2個所から支点をとらなんだ。
話を聞いただけやけど、YTさんも支点の確認は万全とは言えなかったようや。
万全でなかったために事故につながる場合もあれば、つながらない場合もある。
「運」といってしまえば それまでやけど、なんちゅうのか、今回 自分の行動も含めていろいろ 考えさせられた。